発送代行サービスを利用する理由

発送代行のメリットの1つに、売上UPがあります。商品が売れるようになってくると、発送業務に思いのほか時間と労力を取られるようになります。売れば売るほど、商品の梱包の数が増えます。配送業者に渡す時間が決まっていますので、その時間までに梱包をすべて終える必要があります。梱包の状態はお客様レビューに影響しますので、手を抜くことができません。発送業務がボトルネックとなって、人によっては、「これ以上売るのを止めよう」と、売上UPにストップをかけます。

このような状況を打開し、売上UPをするには、発送業務を外注化するのがより良い選択肢の一つです。弊社をご利用のお客様の中には、「もう売るのを我慢しなくていいんですよね？」と聞いてこられる方もいらっしゃいます。

どの業務も間違いがあってはいけないのは同じですが、その中でも神経を使うのが発送業務です。綺麗な箱を作り、ご注文いただいた商品を見栄えよく箱詰めし、丁寧にガムテープを張る。お客様によって同梱物が違う場合があります。このような作業を得意とするスタッフは少なく、多くのスタッフにとってストレスです。このストレスが、スタッフの士気を下げてしまうと、効率の良い快適な運営ができなくなります。

このようなときに発送代行サービスを利用されると、仕事場の雰囲気がとてもよくなります。お客様のスタッフの皆様はもとより、お客様ご自身も発送業務からのストレスを受けていたことを自覚される方もいらっしゃいます。

発送業務を内製化していると、順調に売り上げが伸びていくにつれ、商品の在庫が増え、その管理が大変になりますし、仕事をする場所がどんどん狭くなります。そうなると、イライラすることが増え、仕事の効率が悪くなり、ものごとがスムーズに進まなくなります。また、保管スペース以上に売り上げが伸びなくなります。

発送業務の代行業者に依頼すると、それまで仕事場を埋め尽くしていた商品とそれを保管していた棚がなくなります。イライラが解消され、動きが良くなり、業務効率が上がります。

注文が増えれば、当然、配送する商品の数が増えます。配送業者に渡す時間がありますので、その時間を目指して、1つでも多くの梱包をする必要が出てきます。「丁寧で正確な梱包を、より短時間で」というのは、やってみるとわかりますが、実はかなり大変な作業です。また、配送する商品が増えると、自然と誤配送の件数が増え、その対応に追われる時間が増えることになります。それに合わせて残業代もお客様からのネガティブなレビューも増えていきます。まさに悪循環です。

これを良循環にするには、発送代行サービスの利用が最適です。商品の発送に関する時間をそのまま販売促進に利用できるようになりますし、梱包の質が良くなり、誤配送の件数は0に近くなることで、お客様のレビューがポジティブな内容に変わっていきます。

ネット通販企業様の中には、出荷件数がある時期に極端に集中することがあります。例えば、販促のプロモーションが当たりますと、通常よりも非常に多くの注文が入ります。定期購入が多い企業様の場合は、月初に注文が集中し、それ以外の日との差が激しい、といったことがあります。発送代行を内製化している場合、このような状況に対応するのは、現実的ではなく、無理に対応しようとすると、クレームに繋がることがあります。

発送を外注化していると、このような極端な出荷件数の増減にも問題なく対応することができます。プロモーションが当たったのであれば、そのプロモーションを効果が無くなるまで続けられますし、定期購入を増やすための企画を実施することができるようになります。